認知症の薬物療法

 不眠、徘徊、幻覚・妄想、暴力など、認知症に伴って出現する症状に対する薬の調節は副作用との戦いの側面もあり、非常に難しいというのが偽りのないところですが、上手に調節して患者さんが見違える様に落ち着くのを目指します。しっかりとした薬の知識、少量からの慎重な増量など長年の経験と、神戸大学大学院(薬理学)で4年間研究した経験から得た薬物療法のスキルをもってきめ細かく対応する所存です。